精神疾患を持つ父親と、くも膜下出血で片麻痺・高次脳機能障害になった母親を、家族として接してきました。
当時高校生から大学生だった自分には、何が何だか分からなくて、
排水溝の渦の中をグルグル回り続けるような毎日でした。
その時に、いつも優しく見守ってくれた友人が居たことで、
相談する相手が居る心強さを実感しました。本当に救われました。
でも、あと1つ足りなかったのは、専門的な支援でした。
アルコール依存症が病気であること。その病気とは?なぜアルコールがやめられないのか。
くも膜下出血後の、抑うつや脱抑制はなぜ起こるのか。それぞれの適切な対応は?
そんなことが、全くわからず、砂浜から一粒の金を、当てずっぽで探し続けるような日々でした。
めちゃくちゃ疲れました。腹立たしかったし、自分の人生を恨んだし、辛かったです。
そんな時に、専門的な知識を持ち、適切な支援を行える精神科看護師が居たら、どんなに救われただろうかと思います。
このような経験もあり、私は看護師になりました。
精神科救急で勤務を続ける中で、経験を積んで行くことに充実感も感じていました。
ですが、自分の経験上、
地域にこそ本当に困っている人が多いのでは?との考えが頭から離れず、
『よし!人生一度きり。いっちょ、地域に飛び出してやろう』と思い、開業しました。
皆さんと一緒になって、温かな支援の輪を広げ、地域に笑顔が少しでも増えれば、とても嬉しいです。
ご応募お待ちしています!
合同会社かえるメディカル
かえるこころの訪問看護ステーション
代表社員・看護師 𠮷永 宜之