精神・認知症を専門としています かえるこころの訪問看護ステーション

僕が面接の時、静かに感動すること 「かえるの面接方法、そしてスタッフの成長と学び」

 

 

開業3期目に入りました。

弊社面接では、昨年からは、僕だけでなく創業時から一緒に仕事をしている管理者の安東看護師・入社1年が経った阪本看護師・入谷看護師を中心に、面接しています。

 

その場には、入職1ヵ月目からの新人の方、事務メンバーもできるだけ、事務所に居てもらっています。

 

たくさんのスタッフに居てもらう目的は、求職者さんに僕や管理者だけの言葉ではなく、

スタッフとも話してもらって、かえるの良いところも悪いところも感じて、ここでやっていきたいかを決めてもらいたいからです。

また、今居てるみんなにも、求職者さんを観てもらって納得して仲間に迎えてほしいからです。

 

 

ある日の面接で、阪本看護師の成長と彼女から学んだことがあったので書いてみます。

吉永と阪本看護師で面接対応を行いました。

 

阪本看護師は入社1年2か月。

以前はサ高住で訪問看護をしていましたが、精神はほとんど経験がなく、家に赴いての訪問看護も初めてでした。

 

実は8年ほど前、そのサ高住に僕がバイトに行ってたときの知り合いです。

 

当時から、穏やかな性格と、話しているとなんだか癒される印象があり、

開業当初から猛烈にアタックし、1年間越しで、かえるに入職してもらいました。

 

そんな彼女も未経験の世界でもあり、色んな壁にぶち当たっていました。

でも、今は面接にも一緒に入る程成長し、とても頼りにしています。

 

1年経つ少し前からは、

支援について意図や見通しなどを、しっかりと言語化できる様になってきました。

今では、支援者さんとの連絡や新規面談も少しずつ任せています。

 

阪本の利用者さんの良いところを見つける観察力、

そして、少しでも良い支援をしたいって前向きな気持ちに、逆に勉強させられることがあります。

 

そんな阪本看護師と求職者さんとのやり取りについてです。

 

かえるは未経験の方もどんどん採用しているのですが、

経験の無い方はみんな「チャレンジしたいけど、やっていけるか不安」と言います。

 

そんな時阪本は、

この仕事の肝は「辛抱づよさ」で、これがとても大切だと話しました。

 

思ったようにならないことや、予想外の反応。

なかなか変わらない状況など多くて、辛い気持ちになります。

 

でも、

少しでも良くなってほしいと言う気持ちを忘れず、試行錯誤しながらも、待つこと。

 

にっちもさっちも行かない時も多いけど、

 

「心がちょっとずつ開いてることを感じれるだけでも、とても嬉しいし、とてもやりがいを感じれる仕事って思ってます」

 

と話していました。

 

うまく行かないこともあったし、遅くからのチャレンジで、

僕の知らないところで「やっていけるだろうか」と悩んだこともあったと思います。

でも、みんなから見えないところでも、こつこつと努力し、

苦労の中からそんな価値観を見出してたんだなと思い、とても感動しました。

 

面接にスタッフと入ると、求職者の思いに対して、それぞれのスタッフが大切にしている価値観や、仕事の難しさ。

それとどう向き合ってきたかを改めて知り、とても感動します。

 

彼女は未知の精神科訪問看護の世界に飛び込んでくれました。

僕が思っていた以上に不安だったと思います。

そんな阪本だからこその「辛抱」と言う言葉の重みを感じました。

 

少しでも良い支援をしたいという気持ちがあれば、

どんな時期からでも人は成長できることも彼女を通じて実感します。

 

面接の場では、普段見られないスタッフの素顔や成長も観れます。

 

起業してよかったと思える瞬間です。

 

これからも大変なことも多いだろうけど、みんなで成長し合える仲間の輪がどんどん広がっていけば、

僕はとても幸せです。

 

代表 吉永